看護師として患者やスタッフの育成を15年実践してきた
職場のコミュニケーション解決セラピー
セラピストの高橋晶子です
自分の意見の良さや必要性をいくら説明しても
周りの人がわかってくれない
「いい方法を提案しているのに
周りの人が協力してくれない」
このような悩みを抱えている方いませんか?
実はそれ...
相手も自分と同じように考える
という感覚で
ものごとを考えてしまっていること
が原因かもしれません
相手も自分と同じように考える
私はこのように思い込んでしまう
コミュニケーションの「クセ」がありました
その結果
相手は自分と違う考えかもしれない
このことに気づけず、話を進めてしまい
相手と
コミュニケーションのズレ
が生じていたのです
相手も自分と同じように考える
この思い込みから
コミュニケーションのズレが生じてしまった
事例を挙げてみますね
ーーーーーーーーー
Aさんは、ある状況を見て
早く結果を出すためには
「スピード感」が重要だ
と感じました
「効率のいい、aの方法が良い」
と考えました
他の人もこの状況なら
「スピード感」を重要視するだろう
だから
私の意見「一番効率がいい、aの方法」に
賛成して協力してくれるはずだ
とAさんは考えました
ところが
「aの方法が良い」と考えた理由や
必要性をいくら説明しても
周りの人は理解してくれません
他の人が出した意見は
「aの方法よりも時間がかかる」意見ばかり
だから、スピード重視にするためには
「aの方法」が一番良いと言っているのに...
そんなこともわからないなんて...
ーーーーーーーー
さて
Aさんのコミュニケーションのクセに
気づきましたか?
では、今度は
同じ話し合いの場にいた
Bさんの考え方や視点を書いてみます
ーーーーーーー
Bさんは
Aさんと同じ状況を見て
早く結果を出すためには
「チームの協調性」が重要だ
と感じました
aの方法は難しくて、できない人もいる
「やりたくない」「そこまでやる必要がない」
と思っている人達もいる
長い目で見れば
皆ができる方法で始める方がいいんじゃないか
そう考え、bの方法を提案しました
しかし、Aさんは
aの方法にこだわっていて
こちらの提案を全く受け入れてくれない
これじゃあ、協力できない...
ーーーーーーーー
さて
コミュニケーションのズレは
イメージできましたか?
私は
相手も自分と同じように考える
これを前提として
話を進めてしまうクセがあったことで
自分でも気づかないうちに
相手も同意してくれるだろう
反対する理由はないだろう
このような
間違った予測をしていたのです
しかも、自分と相手は
・違うところに注目しているかも
・違うところを重要視しているかも
・違うところを目標に見据えているかも
・違う優先順位をつけているかも
・違う方法を選択するかも
・同じ方法では実施できないかも
こういった部分には目がいかないので
偏った意見になっていることにも気づけません
そして
自分とは違う意見が出た時に
「なぜ、違う意見になるのかわからない」
「自分が予想していた反応とは違う」
こういった焦りが
相手の意見を聴くことではなく
自分の意見を説明することを優先させてしまい
相手との
コミュニケーションのズレを大きくさせる
相手からの協力を得られない
このような状況を
引き起こしていたのです
職場のコミュニケーションを改善させるには
自分のコミュニケーションのクセに気づいて
自分のコミュニケーションを変えること
これがとても重要です
円滑に業務を進められるように
自分のコミュニケーションを見直したい
このようにお考えの方は
お越しくださいね
★★★★ ★★★★
ギスギスしていた原因がはっきりし
自分も周りも働きやすい環境が整ってくる
看護師として患者やスタッフの育成を15年実践してきた
職場のコミュニケーション解決セラピー
高橋晶子