看護師として患者やスタッフの育成を15年実践してきた
職場のコミュニケーション解決セラピー
プレシャストークセラピストの高橋晶子です
「~だったらから、できなかった」
「〜さんに言われたから、やらなかった」
他人のせいにしたり
言い訳ばかりしたり
そんな部下はいませんか?
詳しい状況を知りたいのに...
解決策を考えて欲しいのに...
問題解決に向けて話をしたい
と思っている時に
言い訳ばかりされている
と思うとがっかりしますし
一緒に仕事をしていくのに
不安を感じてしまいますよね
部下が言い訳ばかりする
という悩みなんですが...
実は
部下が言い訳する原因を
上司が作ってしまっている
という場合があるんです
それは...
部下に対して
「なぜ」「どうして」
という質問をしている場合です
確かに
「なぜ」「どうして」は
問題を解決するために
とても役に立つ質問です
しかし
質問の意図が相手に上手く伝わらない
という可能性も含んでいます
例えば
「なぜ、やらなかったの?」
「どうして、上手くいかなかったの?」
「なんでそんなことをしたの?」
このような質問を
部下とのやり取りの中で使っていませんか?
「なぜ」「どうして」
と聞いたことがきっかけで
「部下が言い訳ばかりする」
に繋がってしまう
2つのケースをご紹介しますね
1つ目は
質問の受け取り方の問題です
言い方にもよるかもしれませんが
「なぜ」「どうして」
という言葉を聞いた相手が
「責められている」
と受け取る可能性があることです
上司が責めているつもりがなくても
部下は「自分が攻撃された」と受け取っている
このような
コミュニケーションのズレを
引き起こしやすくなります
人は、身の危険を感じると
無意識に「戦う」か「逃げる」
という反応をして
自分の身を守ろうとします
その身を守る反応(言い訳)を
「なぜ」「どうして」という質問だけで
引き出してしまう可能性があります
2つ目は
質問をする側の問題です
上司が部下に
「なぜ」「どうして」
という質問をしながら
部下に対して
「理由・原因」を求めていない
ケースですね
例えば
上手くいかない「理由」や「原因」
を突き止めたいから
「なぜ」「どうして」
という質問を使いがちなんですが...
よく考えてみると
部下から聞きたいのは
「何があったのか」という
「経緯」や「出来事」だったり
どんな解決策を考えているのか
という「改善方法」だったり
部下が考える
上手くいかない「理由」や「原因」
を答えとして求めていないので
「なぜ」「どうして」の質問では
欲しい答えが返ってこない可能性が高いです
このことに気づかず
「なぜ」「どうして」
という質問を部下にしていれば
部下は
「なぜ上手くいかないのか」
「どうして上手くいかないのか」
を答えますので
期待していた答えと違って
「言い訳している」ように聞こえてしまう
という現象が起こります
もし
「なぜ」「どうして」
という言葉をよく使っているな...
と感じる方は
「何があったの?」
「どんな状況だったの?」
「改善策には、何が考えられる?」
など
「なぜ」「どうして」以外の
質問に変えてみると
コミュニケーションのズレが解消されて
相手の反応が変わるかもしれませんよ
試してみて下さいね
職場のコミュニケーション解決セラピーでは
自分を犠牲にする
コミュニケーションを
「ストレストーク」
自分を大切にする
コミュニケーションを
「プレシャストーク」
このように呼んでいます
コミュニケーションのズレが続き
相手に言っても響かない
ということが続くと
言いたいことも我慢して
自分でどうにかした方が良い
といった
「ストレストーク」
に繋がりやすくなります
自分の言葉が
相手にどんな印象を与えているのか
ということに気づくことも
人間関係を改善には大切です
職場のコミュニケーション解決セラピー
を受けてみたい
このようにお考えの方は
お越しくださいね
★★★★ ★★★★
ギスギスしていた原因がはっきりし
自分も周りも働きやすい環境が整ってくる
看護師として患者やスタッフの育成を15年実践してきた
職場のコミュニケーション解決セラピー
プレシャストークで笑顔を増やすサポーター
高橋晶子